Microsoftは3月24日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview参加者向けの最新ビルド21343をリリースしました。このリリースでは、ファイルエクスプローラーで表示されるシステムアイコンの多くが、新しいデザインに置き換わっています。
Microsoftは2020年から、Windows 10のアイコンデザイン更新を続けており、すでに多くのアプリアイコンが変わっています。新ビルドでのシステムアイコン変更はれに続くもので、Microsoftは、これにより次のステップに進んだ、としています。
・Windows 10のアイコンが『脱フラットデザイン』。カラフルな新アイコンに
同ビルドでは、デスクトップやドキュメント、ダウンロード、ピクチャーなどのシステムフォルダも更新され、これにより一目で区別しやすくなったとしています。
たしかに、これまでは黄色いフォルダアイコンの横に個別の機能を示す絵が入ったデザインだったため、ぱっと見では区別が難しいこともありました。とはいえ、新デザインも慣れるまではどれが何のアイコンなのか、悩むことが増えそうです。
なお、デザイン変更に伴い、黄色いフォルダの向きも縦向きから横向きに変わっています。そろそろ元ネタである紙のフォルダを知らない人も増えていそうですが、当面はこのデザインが続くようです。保存ボタンのフロッピーディスクと共に、1つのデザインとして残っていくのかもしれません。
このほか、ファイルタイプのアイコンやゴミ箱のアイコンも新しいものになっています。Microsoftは今後も、さらに多くのアイコンを更新していくとのことです。
なお、このビルド21343にアップデートすると、クイックアクセスに固定していたものがすべて表示されなくなるとのことなので、そもそもInsider向けとはいえ、導入には注意が必要です。
(Source:Microsoft。Engadget日本版より転載)
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