マッドなガレージ発明家、ウルヴァリンの武器をリアルに再現して鼻高々

映画ファン(とテックファン)のみなさん、こんにちは。「多分自分ではやらない方が良いDIY」を紹介しよう。

何を紹介するのかと言えば、たっぷりの創造性とちょっぴりの狂気をもった、ガレージ発明家たるColin Furzeの生み出したものだ。何を生み出したかといえば、あの「ウルヴァリン」の爪だ。もちろん出し入れは自由だ。見ての通り、かなり危険なモノに見える(少なくともビデオの中の彼は相当に危険だ)。

他にも同じようなものを作った人もいる。しかし、ただ飛び出すだけというものが多かった。いったん出したら(そっと隠れて)手作業でしまうものばかりだったように思う。それはかなり情けない。

ここで紹介しているものでは圧縮空気を使って、自在に入れたり出したりすることができる。確かに実際的な機能を実現するために、バックパックをしょわなければならないというマイナスもある。しかし本物に限りなく近いウルヴァリンの爪を身にまといたいなら、少なくとも今のところはこれがベストの選択肢なのではないだろうか。

入れたり出したりを充分に堪能したら、爪をバックパックにしまって帰ることもできるわけだ。

ところで、ビデオに登場している人物に見覚えがある人もいることだろう。彼は以前から奇妙なDIYを世に問うているのだ。たとえば2007年には、非力なスクーターで走る「Wall Of Death」にトライしている。

2012年には、時速6km程度のモビリティスクーターを、時速100km以上も出るモンスターに改造してもいる。

Furzeは、近いうちに(新しいX-Menシリーズである「フューチャー&パスト」にあわせるのだろう)X-Men関連のDIYプロジェクトを行う予定であるとも言っている。どんなクリエイティブを見せてくれるのか、楽しみにしていようと思う。

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(翻訳:Maeda, H


投稿者:

TechCrunch Japan

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