最近、Google I/Oはサンフランシスコのモスコーニ・センターで開催されていた。しかしGoogleではこのカンファレンスを本社の近くに戻したかったらしい。ただしアンフィシアターは屋外だ。
このデベロッパー向けイベントでGoogleが新しいハードウェア、ソフトウェアとそれらの開発計画を発表するのは間違いない。I/Oは毎年開催されてきたが、今回はGoogleが持株会社、Alphabetの傘下に入るという組織改革が行われ、GoogleのCEOにピチャイが就任して初のI/Oとなる。
なぜデベロッパー・カンファレンスを屋外の会場で開催する必要があったかはまだ明らかではない。 Wingプロジェクトのドローンが飛ぶのだろうか? それともLoonの気球…? 自動運転車が走るのかもしれない。デイヴ・マシューズ・バンドが演奏するというのもいい考えだ。ともかくいろいろと空想はできる。
マウンテンビューのショアライン・アンフィシアターは屋外劇場で、収容人員は2万2500人だが、Googleはこのところずっと「閉鎖中」としてきた。
〔日本版〕 GoogleのCEO、Sundar Picharの発音はWall Street Journalによればスンダール・ピチャイに近い。Bloombergに出演したベンチャー・キャピタリストのクリス・サッカも繰り返しスンダーないしスンダルと発音している。(いずれもYouTube)
リンク先の記事にもあるとおり、I/Oの参加申込者があまりに多いため昨年Googleはチケット購入にあたってくじ引きを採用した。最大で6000人のモスコーニ・ウェストでは参加者をさばくのが難しくなったことがショアライン・アンフィシアターの利用に影響しているかもしれない。なおアンフィシアターのウェブサイトによると昨年9月には2夜連続でデイヴ・マシューズ・バンドのコンサートがあったもよう。その他、かなりの数のイベントが開催されている。
Featured Image: Jeff Chiu/AP
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)