2018年にアクセス数の多かった記事を月別に紹介していく年末企画。2018年5月を振り返ってみると、最も読まれたのは、GoogleマップのAPIに関する記事だった。
一般ユーザーにとってGoogleマップのAPIといってもあまりピンと来ないかもしれない。しかし、スタートアップはもちろんさまざまな企業がリリースしているアプリやサービスはこのAPIを使ってGoogleマップの機能を取り込んでいる。この記事では、従来は月額200ドル程度だった利用料が無料になることや、特定業界向けのMapsソリューションとして、Googleマップのデータを利用して現実世界を舞台とするゲームを作るゲームデベロッパーのためのプログラムを立ち上げたという内容が書かれている。
TechCrunchとして注目なのはもちろん、4位にランクインしたメルカリの上場承認に関する記事だ。メルカリはこのあと6月19日に東証マザーズ市場に上場。株式市場は上場初日に1株あたり5300円と評価した。同価格で算出した時価総額は約7172億円だった。なお、12月28日現在の時価総額は、12月下旬に米国から始まった株価の大幅下落の影響もあり、時価総額は2650億円程度となっている。
1位 Google MapsがAPI構成と課金方式を抜本的に変えて単純化
2位 新しいGoogle Oneはストレージ半額でサポートも充実
3位 機械学習研究者2000人がNatureの新しい有料論文誌への投稿を拒否
4位 メルカリの上場承認が正式に発表、直近決算期の売上高は220億円
5位 GDPR施行、同意の強制でさっそくFacebookとGoogleに対し初の提訴