決済サービスのStripeが昨日(米国時間9/14)、Stripe Relayと呼ばれる新しいツールをローンチした。これは、リテイラーがbuyボタン(‘買う’ボタン)を複数のプラットホームに置ける機能で、StripeのJohn Collisonによれば、これにより、モバイルのWebサイトをあちこち言ったり来たりする面倒がなくなる。上のビデオでは、Relayの詳細とその技術について彼にインタビューしている。
Stripe Relayでは、商業者が製品を店に出したらそれをパートナーにプッシュできる。たとえば最初のパートナーの一つであるTwitterでは、商業者が自分のツイートにStripeのbuyボタンを置き、消費者はそのツイートから直接、買い物ができる。目標は、ネイティブアプリにいる状態のまま、確実に買い物ができることだ。
このプロダクトは、モバイルにおける買い物の面倒臭さをなくそう、という動機から生まれた。これまでは顧客が複数のWebサイトを訪れ、大量の情報を入力してから、やっと買い物ができた。クレジットカード情報を入力したり、サイトにサインアップしたり、あるいはパスワードをリセットするなど、たいへん面倒な買い物手順だった。もちろんそれは、リテイラーのビジネス機会も損なっていた。