毎朝お弁当を作って職場に持っていくことは、もっと簡単になるべきだ。
昼食を自分のお弁当ですませることには、たくさんの利点がある。より‘持続可能’であり、自分の体に入るものを自分で管理でき、お金の節約にもなり、そして多くの場合、とっても健康的だ。
今日(米国時間1/19)はKickstarterに、Prepd Packというお弁当箱が登場した。それは、見た目のデザインと、ユーザのウェストラインを重視する製品だ。料理を区分けするモジュール構造は、いかにもお弁当箱的だが、でもこの“デバイス”は、ちゃちいタッパーウェアに代わって、すっきりとした竹製品を使い、それをマグネットで閉じる。中には丈夫な容器がいくつかあり、ナイフやフォークは、これもマグネットで固定して、ばらけないようにしている。
チームにはCESで会ったし、そのとき完成間近のプロトタイプも見た。そのとき、デザインには相当力を入れていることが、よく分かった。ここまできれいに仕上がっていれば、堂々と会社に持っていけるだろう。
しかもこれは、おしゃれなランチボックスであるだけでなく、ユーザの栄養チェックもやってくれる。まず、容器はわざと小さめにして、“小分けにする”という目的に奉仕している。鶏の丸焼きなどは、入れられない。
またPrepd Packの付属アプリが、専門の栄養士やシェフが作った、容器にぴったり入る量のおかずメニューのレシピを教えてくれる。また、アプリはiOSのHealth Kitを統合しているので、自分の健康データも見られる。
以上のように、デザイン的にも構成的にもお弁当箱の高級品だから、Kickstarter支援者のためのお値段は50ドルからと、少々お高い。小売価格は70ドルを予定している。今朝(米国時間1/19)ローンチしたばかりのPrepd Packは、ほぼ半日で目標額の25000ドルを超えてしまった。初期支援者への発送は、6月を予定している。