PASMO協議会は10月1日、10月6日よりApple PayでモバイルPASMOが利用可能になることを発表した。iPhoneやApple Watchで交通系ICカードのPASMOと同様に、電車やバスの交通利用や電子マネーでの買い物に使えるようになる。さらなる詳細はサービス開始時に追って発表するとのこと。
同評議会は8月26日に、カードタイプの記名式PASMOとPASMO定期券をAndorid版のモバイルPASMOに移行できることを発表済み。Apple Pay版のモバイルPASMOについても同様の移行環境が提供されることを期待したい。もちろんモバイルPASMOアプリから、直接PASMOのバーチャルカードを発行することは可能だ。
また、iPhoneなどでモバイルSuicaとの共存が可能なのかどうかも気になるところだ。対応端末については明らかになっていないが、常識的に考えればNFC-F(FeliCa)に対応しているiPhone 7シリーズ以降と第2世代iPhone SE、Apple Watch Series 2以降で利用可能になると考えられる。ちなみにモバイルSuicaは、前述の機種すべてが対応端末となっている。