モーションコントロール腕輪MYOがTwitter上で用途募集キャンペーン

近く、機器や玩具、コンピュータなどをモーションコントロール(動きで制御)する腕輪…腕にはめたバンド…MYOアームバンドを発売するThalmic Labsが、この製品を5名に無料進呈するキャンペーンを実施する。それは”#ifihadMYO”と名付けられたTwitter上の無料提供キャンペーンだが、Googleがこの前#ifihadGlassというGoogle Glassのためのキャンペーンをやったばかりだから、ちょっとしたデジャビュ(既視感)のようでもある。

Google GlassもThalmicのMYO(マイオ)も、その作者を悩ませる点では似ている。どちらも常軌を逸した新製品で、消費者製品としては類似の前例がない。しかもその消費者から見ると、これを何に利用できるのか、さっぱり分からない。そういう製品には、Twitter上の#ifhad(もしも持っていたら何をするか)無料提供キャンペーンが似合っている。なぜかというと、まさにその製品の存在理由を、クラウドソースに求めるからだ。キャンペーンがきっかけで。デベロッパや消費者が想像力に点火し、メーカー自身が…そして担当の広告代理店さえも…考えもしなかったような斬新な用例を提供してくれる。

Thalmicの入賞者決定過程には、Googleの場合よりも透明性がある。つまり、すべての応募作品をWebサイト上でライブでストリーミングし、それらに対し見た人の投票を求めるのだ。ただし、それだけで入賞作が決まるのではない。最終的にはThalmic Labsの審査員たちが決定する。

もうすでに、応募がいくつかある。ラジコンカーの操縦、子どもにプログラミングを教える、Google Glassと併用する、ジェスチャーによるパスワードでドアのロックを管理、など。全体として、かなり良いアイデアが集まり始めているようだ。締め切りは8月31日だから、もっともっと集まるだろう。予約注文はすでに3万を超えているので、期待と人気があることは確かだ。このコンテストで、製品の多様な用途という最重要の商品価値が生成されるのだから、それもまた、グッドアイデアだね。

〔訳注: デモなどは、YouTube上で[Thalmic Labs MYO]で検索すると、いろいろあります。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))