中国のUBTechが紫外線消毒ロボットを発表、新型コロナ蔓延を受けて

UBTechはおそらく名の知れていない中国のロボット会社だが、大規模な資金調達を行っている。米国でこのブランドを知っている人は、STEMや数年前のスターウォーズのStorm Trooperロボット(未訳記事)などのロボット玩具のためだろう(私自身、その時にこの会社を知った)。しかし同社は約9億4000万ドル(約980億円)の資金を得ており、製品の拡大という点では問題はなさそうだ。

UBTechは米国時間1月11日、開催中のCESで、消毒ロボット「UV-C」を発表した。2020年の(そして今年も続く)新型コロナウイルス騒動を考慮すれば、その必要性は明らかである。なお同社はUV消毒ロボットを導入する最初の会社ではなく、2020年に独自のソリューションを展開するLGが先駆けている。

LGと同様に、UBTechもすでにこの技術の試験運用を開始している。デラウェア州の教育省では、いくつかの場所にロボットを配備している。UBTechはAdibotのローリングタイプと固定タイプを含む数種類のモデルを生産しており、購入は今週から可能で、リースプランは1日15ドル(約1560円)からとなっている。

UBTechが指摘しているように、新型コロナウイルスの大流行時ではこのような機能の必要性が最優先されてるが、これは特定のウイルスに限った話ではない。疫学者たちは、このウイルスの蔓延が、私たちが生きている間の最後のものにはならないだろうと警告している。

カテゴリー:ロボティクス
タグ:UBTech新型コロナウイルスCES 2021

画像クレジット:UBTech

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter

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TechCrunch Japan

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