今や人生の教科書は漫画だ、外国語も漫画で勉強できるはず、と信じたLingoZING

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まさにぼくなんか、外国語を勉強するためのものなら、何でも手を出す方だ。外国語の授業には何年も出たし、最新のアプリはすべてダウンロード、挙句の果てにeBayでMuzzyのテープ(今ならDVDか)まで1〜2本買った。これらの中ではとくに、最後のやつが、ひどかったね。

LingoZINGは、わざとこんなアホな名前をつけてるようだが、漫画(アメコミ)サイトComixologyと言語学習サイトDuolingoを合わせたような、というか両者の良いとこ取りをしたようなサービスで、漫画のページの上で外国語を勉強する。そう、いつの時代にも子どもたちは、人生最初の外国語の勉強を、シーケンシャルなアート(ストーリー漫画)で体験する。なぜならば、今や白鯨(Moby Dick)のストーリーが漫画で分かるなら、新しい言語だって当然分かるに決まっている。

このサイトの完成度はまだ低いが、今後はBoom, Top Cow, Imageなどトップクラスの漫画出版社とパートナーしていくそうだから、これからが楽しみだ。

原理は単純明快で、吹き出しを二つの言語で切り替えて、そのたびに大きな音声でそれらを読み上げる。読者の発音は、音声認識機能が評価する。その声を録音できるから、SNSで共有して、本物っぽい外国語の発音を友だちに自慢することもできるだろう。

ローンチの時点では漫画は6本、内3つはオリジナルの言語が英語で、残る3つはフランス語だ。そしてどれにも、英語バージョン、フランス語バージョン、ブラジルポルトガル語バージョンがある。今やってるクラウドファンディングキャンペーンが成功したら、コンテンツはもっと増やせるそうだ。アプリの最終バージョンはAndroidとiOS版が2月に出る。次に予定している言語は、スペイン語と標準中国語だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

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