傘シェアサービス「アイカサ」がtenki.jp共同運営元から資金調達

2018年12月19日、傘シェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Groupは、日本気象協会公式の天気予報専門メディア「tenki.jp」を日本気象協会と共同運営する、ALiNKインターネットを引受先とする第三者割当増資を実施した。

Nature Innovation Groupが提供している「アイカサ」は、「傘を持ち歩かない生活」という新しい雨の日のライフスタイルを実現すべく、誰もが簡単に街中のカラオケ店や飲食店などで傘を借りる/返すことを目指すサービス。サービスを開始した2018年12月3日の時点でユーザー登録数がで1300人超。今後、不安定な天候になる春先にかけて国内外のユーザーの利用が増えること見込む。

現在はアイカサは、東京・渋谷を中心に40~50カ所の傘シェアスポットで計1000本の傘が利用可能だが、今回の資金調達によりさらなるエリア拡大を進めていき、全国1万店舗を目指すとのこと。また、アイカサのサービスを提供中のエリアでは、市区町村単位でピンポイント雨予報が発表された際に「tenki.jp」アプリ内の広告掲載部分に「アイカサ」のバナーが掲載されるとのこと。tenki.jpアプリで天気予報を確認して、雨が降りそうならアイカサを借りるという流れを狙っているようだ。

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TechCrunch Japan

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