海外では2018年9月より各地のAppleストア店頭で発売されているヘルスモニター「Spire Health Tag」。このちっちゃくてかわいい黒色のタグは充電不要(電池は1年半もつ)かつ洗濯可能で、運動時間や消費カロリー、心拍、呼吸、睡眠の質などのデータを“一日中”収集する。計測データは専用アプリで確認可能。呼吸や心拍などからストレス状態を検知し、適切な休憩を促すなどのアドバイスも行う。
使い方はとても簡単で、ユーザーはいくつかの衣服を選び、それらにタグを取り付けるだけ。計測するためにはこのヘルスモニターが肌に直接触れている必要があるので、女性なら昼間はブラジャー、夜はパンツやパジャマに、男性は下着のウエストゴム部分への取り付けが推奨されている。
Spire Health Tagは3個パック130ドル、6個パック230ドルでAppleストアにて販売されており、それよりも大きなセットはSpireのウェブサイトで購入できる。
そんなSpireの創業者でCEOを務めるJonathan Palley氏が11月15日(木)11月16日(金)に渋谷ヒカリエで開催される日本最大級のスタートアップ・テクノロジーの祭典「TechCrunch Tokyo 2018」に登壇することが決定した。プロダクト開発にまつわるエピソードに始まり、どのような医療ならびに社会的課題の解決を目指しているのか、そしてハードウェア・スタートアップ特有の苦労話など多くを語ってくれるそうだ。
先週Palley氏とビデオチャットで話す機会があったのだが、彼は「ヘルス・テクノロジーの未来について話したい。日本には多くの高齢者がいるが、彼らにはより優れたヘルスケアが必要だ。家族と離れて暮らしている高齢者など、Spireは多くの人を健康に保つためのソリューションを提供している」とTechCrunch Tokyoへの参加を意気込んでいた。
9月20日よりアメリカ、イギリス、そして中国のAppleストアで販売されているSpire。日本で発売される日は近いのだろうか。値段もそれほど高くもないのでぜひ試してみたい。
今年のTechCrunch TokyoにはSpireのPalley氏の他にもTwitterプロダクトリードのKayvon Beykpour氏、TOYOTA AI VenturesマネージングディレクターのJim Adler氏、メルカリ 取締役社長兼COOの小泉文明氏など国内外から多くの著名ゲストに登壇していただくことが決定している。詳しくはこちらのイベント公式ページを参考にしてほしい。お得な前売りチケットは本日10月31日23:59までの販売となっているのでこのチャンスを逃さないでいただきたい!一般チケットは4万円(税込)だが、前売りチケットは3万円(税込)とかなりお得な値段に設定している。