地球全体を大量の小さな衛星で覆いつくすと豪語しているPlanet Labsが今日(米国時間4/13)、1億1800万ドルのシリーズCの終了を発表した。World Bankの一部門であるInternational Finance Corporation(IFC)がこの最新のラウンドの第二部をリードし、最終的には予定額の9500万ドルを超えた。
Planet Labsの9500万ドルのシリーズCについては1月に報じたが、その資金は低軌道衛星による画像システムの構築のため、とされた。そのラウンドの最初の7000万ドルはData Collectiveからで、これに既存の投資家であるYuri Milner、Draper Fisher Jurvetson、Capricorn Investment Group、O’Reilly Alpha Tech Ventures(OATV)、Founders Fund、First Round Capital、Innovation Endeavors、AME Cloud Ventures、Industry Ventures、Felicis Ventures、Lux Capital、そしてRay Rothrockが参加した。
最後の段階でIFCが飛び入りし、予期せざる額が加わったため、シリーズCの総額は1億1800万ドルになった。
IFCのベンチャーキャピタル部門のグローバルなトップNikunj JinsiがPlanet Labsのブログで、今回の投資について、“同社のツールは経済開発と災害対策のために重要”、と述べている。彼はさらに続けて、“IFCの投資は途上国の企業やコミュニティが、有能かつ持続可能な方式で成長するために必要な情報を確実に入手できることを目指している”、と言っている。
これによりPlanet Labsのこれまでの総調達額は1億8300万ドルになる。