写真やビデオ関連のアプリの人気が、このところうなぎ登りだ。そのブームに火を付けたのは、InstagramやVineである。iOSのアプリストアではゲームやソーシャルに次いで三番目に大きなカテゴリーになっている。その多くには、簡単な写真フィルタやビデオエディタがある。しかしこれらの大衆化路線以外に、もっと本格的な写真編集アプリが欲しい人たちもいる。この後者の市場に最近参入したのが、今日(米国時間5/2)iPad/iPhone向けにローンチしたMasterFXだ。ここには、プロのデザイナーが使えるツールが揃っている。しかもそれらが、しろうとの一般人でも簡単に使えるようになっている。このアプリはさらに、数百万ものロイヤリティフリーの写真集も提供している(購入は有料)。
MasterFXを作ったのはイスラエルのDropico Mobileスタジオで、同社はエンジェル資金として230万ドルを調達している。
さまざまなエフェクトやブラシ、挿入機能など、およそ1500種あまりの写真編集要素を揃えており、テキストエディタや自動光量バランス機能などもある。アプリ内で購入できるパッケージが32種あり、また数百万あるロイヤリティフリーの写真は一枚5セントで買える。ディストート、レイヤ管理、透明度のコントロール、マスク、ブラシなどPhotoshopにあるようなプロフェッショナルな機能を、同社の言う“イージーなシングルステップツール”(利用にあたって複数の工程/段階がない)として提供している。
協同ファウンダのSagi Hirshは、機能はこれからも増えていく、と言っている。
Dropicoはそのほかの写真アプリとして、FilterMania、WowFX、InstaFontsなども作っていて、全部合わせると1000万回以上ダウンロードされているそうだ。
〔すでにかなり好評。〕
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))