副業したい人と企業をつなぐシューマツワーカー、エン・ジャパンなどから資金調達

副業したい人と企業をつなげる「シューマツワーカー」を運営するシューマツワーカーは4月4日、エン・ジャパンおよび既存投資家のKLab Venture Partnersから資金調達を実施したと発表した。調達金額は非公開だが、関係者らの情報によると数億円規模だと思われる。また、エン・ジャパンとはこれに併せて業務提携も結んでいる。

シューマツワーカーはエンジニアやデザイナー、マーケッターなどの「副業社員」を、人材を求める企業に紹介するというエージェント型のサービスだ。これまでに約300件のマッチング実績があるという。

今回のエン・ジャパンとの業務提携では、ユーザーに対してこれまでの副業サポートだけではなく転職活動や独立・起業のサポートを共同で行っていく。また、エン・ジャパンが企業向けに提供しているフリーランス人材のマネジメントシステム「pasture」の顧客企業に対し、シューマツワーカーを利用する副業(フリーランス)人材の紹介も行う。

エン・ジャパン代表取締役の鈴木考二氏は今回の業務提携について、「直近では人材紹介サービス『エン エージェント』との連携により、副業で働く方のキャリア支援や、フリーランスマネジメントシステム『pasture』との連携も予定している」とコメントしている。

シューマツワーカーは2016年9月の設立。2018年5月にはKLab Venture Partnesなどから4000万円を調達している。

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TechCrunch Japan

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