バイオミメティクスが進化すれば、友達のふりをしたロボットなどが身の回りをうろつくことになるのだろうか。そんな未来を憂うToday In Dystopian War Robots That Will Harvest Us For Our Organs(そろそろ覚えていただけただろうか。覚えにくければTIDWRTWHUFOOと略して頂いて結構だ)の時間がやってきた。
今回紹介するのはMITのBiomimetics Labで展開されているプロジェクトだ。より洗練された殺人マシーンを作るために、動物の動きを身につけたロボットの研究を日夜続けている。
まずはチーター型ロボットを見てみよう。毎秒2.3メートルの速度で走る。皮をなくした食肉類動物のようで、これはおそらく人類を襲って自分の皮膚として再利用しようとするものなのだろう。
下のビデオはジャンプしたり、のたくったりしているバイオミメティクス・ロボットだ。トカゲ風の足で水の中を泳いだりすることもできる。こうした動きで人間に滑稽さをアピールして油断させようとするのだろう。ハイトルクのモーターと、生物を模倣した骨格を組み合わせることで、実際の動物のような動きを身に付けることに成功しているのだ。
最初はラインによるシミュレートを映しているが、その後に実際のロボットの動きもあらわれる。ぜひ見逃さずに見てもらいたい。
上のビデオにもあるが、ローラースケート風の動きをするロボットも面白い。そのうちにローラーゲーム(Roller Derby)に登場してくるのかもしれない。プレイヤーはレギュラーの座を争うようなことになるのかもしれない。但し、見かけは恐ろしい感じがするものではない。そして実のところ、そこが狙いであるはずだ。可愛げに近付き、温かく見守る人類の背筋も凍る振る舞いをしようと狙っているわけだ。
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(翻訳:Maeda, H)