毎年の更新サイクルの世界では、すぐに捨ててしまう古いテクノロジーをどうするかという大きな疑問が常につきまとっている。レアアースや、時には有害物質も含まれるこれらのデバイスを廃棄したり、リサイクルしたりする方法はいくつかある。「アップサイクル」という概念も、古いテクノロジーに新たな命を吹き込むという意味で、さらに人気の選択肢となっている。つまり3年前のスマートフォンは最新で最高というわけではないかもしれないが、だからといって必ずしも価値がないというわけではない。
米国時間1月11日朝のCESの開幕記者会見で、Samsung(サムスン)は新しいGalaxy Upcycling at Homeプログラムの概要を説明した。今のところこのプログラムは概要しか判明していないが、今週、米国時間1月15日に行われるイベント「Galaxy Unpacked 2021」で、さらに詳しい情報が得られるだろう。「新しいプログラムは、古いGalaxyスマートフォンのライフサイクルを再考し、便利なIoTツールとしてデバイスを再利用する方法について、消費者に選択肢を提供します」と同社は述べている。
例としてベビーモニター、リモートから照明をつけるためのペットケアセンサー、そしてSamsung Knoxを使った「デジタル・セーフ・ホーム」などがある。サムスンがこの分野で何を用意しているのかを見るのは、興味深い。そしてデバイスが計画的に陳腐化した後でも、使い道があるあるのも確かだ。
パズルのもう1つのピースは、サムスンが近年導入した家庭用品に変換できるデバイスを使ったより楽しい取り組みの1つだ。同社は米国時間1月11日朝、QLED、UHD TVとオーディオプロジェクトのすべてにパッケージを採用すると発表した。
サムスンは次のように述べている。
環境意識への継続的な取り組みの一環として、サムスンは持続可能性を中核とした製品やソリューションを開発している。たとえば部分的に再生プラスチックで作られた新しい太陽電池リモコンは、太陽光や室内照明で充電することができ、バッテリーの無駄を削減する。
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カテゴリー: EnviroTech
タグ:Samsung、CES 2021、アップサイクル
画像クレジット:Samsung
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)