塾講師シェアリングサービスの事前登録を開始、家庭教師が約500名在籍

prdは、東京大学、東京工業大学、一橋大学に在籍している学生講師(家庭教師)の授業を、コンテンツとしてシェアできるサービス「レクシェア」(仮)の法人事前登録を開始した。塾における集客の難化、人材不足に対応するサービス。「自宅学習指南」や「志望校対策」など生徒の成績上昇をサポートしていくという。prdは、2018年1月設立のスタートアップ。

コンテンツとしてシェアできる「レクシェア」(仮)の法人事前登録を開始

ユーザーが授業コンテンツを購入すると、該当する学生講師が指定された日時に学校や塾などに出向いて実際に授業を行うという仕組み。授業コンテンツは以下の5項目で、知識や経験を生かしたさまざま形式で提供される。

  • 特定科目の特定領域の指導
  • 学習環境や親のあり方に関連する保護者向け指導
  • 自宅での学習を効率化させる勉強の仕方の指導
  • 特定の志望校向けの対策指導(中・高・大それぞれ)
  • 学校選択や学部選択の参考になる出身校の試験情報や学校生活の紹介

同社は2019年1月時点で約500名の東大、東工大、一橋大の学生ユーザーを擁する家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」を運営しており、レクシェアはスマートレーダーに登録している学生講師と、塾や学校などの教育事業者をマッチングすることで実現。

学生講師の多くは、大学受験だけでなく、中学受験や高校受験でも成功しているケースが多く、それぞれのベストプラクティスも理解し、体系化しているという。どのような学習環境がいいのか?、親としてどう接したらいいのか?、家でどう勉強すればいいのか?など、一般的な教育機関にはないコンテンツを提供できるのが強みとしている。

同社はレクシェアによって、家庭内学習への延伸、生徒獲得競争の激化、講師人材採用の難化という3つの課題の解消を目指す。なお今回の法人向け事前登録特典として、初期費用が無料、リリース前から格安プランでの利用、オンデマンドによるコンテンツ提供が受けられる。

投稿者:

TechCrunch Japan

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