バービーちゃん、おどきなさい。あなたの次のスターが来るのよ。
サンフランシスコベイエリアのGoldieBloxが、小さな女の子たちにテクノロジに興味を持ってもらうための玩具を作り、玩具小売のナショナルチェーンToys ‘R’ Us(トイザラス)に売ってもらえることになった。製品は同社の看板製品、お話を作りながら組み立てるLEGOふうのブロック”GoldieBlox and the Spinning Machine“で、すでに全国のお店で29ドル99セントで売られている。
GoldieBloxは、Toys ‘R’ Usとの契約を記念して、こんなかわいいビデオを作った。上の画像は、そのビデオの一こまだが、過激派の女の子たちが、女の子向けに売られているピンク色の玩具に埋め尽くされた玩具店の通路を襲撃する。
ファウンダでCEOのDebra Sterlingはスタンフォード大学の工学部卒で、GoldieBloxを開発した動機は、自分が子どものときこんなのがあればよかったなぁ、と思うような玩具を、今の女の子たちに与えたかったからだ。トイザラスとの契約は会社にとって大きなプラスだが、まだまだやるべきことは多い、とDebraは言う。“うちの製品はまだ、プラスチック製のピンクの王女様たちの海に浮かぶちっちゃな箱にすぎないわ。むしろ、これからがたいへんよね”。
GoldieBloxのコンセプトは簡単だ: エンジニアリングが未来の人間にとってメインの仕事になることは明白だが、今はその仕事の約90%を男性が占めている。一方でLEGOのような玩具が多くの若者たちにエンジニアリング的な思考を育んでいるが、これも主に男の子向けとして売られている。GoldieBloxは女の子が魅力を感じる玩具を作り、彼女らの心に物作りへの関心を植え付け育てたい。
Sterlingには昨年の秋にSpinning Machineについて取材したことがある。そのときGoldieBloxは、Kickstarterで資金募集中だった(目標額を大きく突破する28万5000ドルが集まった)。では、下のビデオを見ていただこう。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))