妊娠を助けるアプリGlowから性教育アプリRubyがリリース、アメリカでも正しい性知識がまず重要

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女性の懐妊(または避妊)を助けるGlowから今日(米国時間7/30)、女性の健康的な性を支援するiOSアプリ、Rubyが登場した。

RubyもGlowのそのほかのプロダクトと同系列だが、生殖ではなく、もっと一般的な性を扱う。うむ、女性の性って、赤ちゃんを作ることだけじゃないもんね。

嘆かわしいことに、モバイルの世界には、若い女性のための性教育が皆無だ。アプリはあることはあるけど、Googleで情報を調べた方がまだまし、というレベルのものばかり。

たとえばiOSアプリのSex Positiveは、学生のための性教育を意図している。たしかに学生には、性に関する、これはOK、これはノーという知識が必要だ…女性の4人に1人が大学時代にレイプされたり、されかかったりしている。でも学生がそこらの適当なアプリをダウンロードしても、そんな目に遭わないための正しい行動や態度を教えてはくれない。

Rubyが一味違うのは、まず、女性をサポートするコミュニティがある/作られること。そこで自分の性の状態やそのほかの健康状態を、ほかの人たちと対照して理解することができるし、また生理の記録をつけて今後の周期を知ることもできる。そしてRuby自身も、年上の賢いお姉さんのように、性について主体的に考えるための情報やリソースやアドバイスを教えてくれる。

若い女性に自分の体を肯定的に受け入れ健康に関する理解を深めるための方法を提供することが、私たちの使命だ。
— Jennifer Tye, Glow

これらは、従来のアプリになかったポジティブな特徴だ。ティーンと若い女性は、性や人間関係や身体像に関する、大量の間違った情報に毎日触れている。ティーンの妊娠率は保守的な南部の州でいちばん高いが、それらの州では性教育が実質的にゼロで、またある調査によると、合衆国の18歳から29歳までの女性の60%以上が、正しい避妊知識を持っていない。

今女性の心理を支配しようとしている社会的な動向を知りたければ、コンビニの雑誌(女性誌)売り場へ行ってみるとよい。女性の性的魅力を高めるため、と称する、化粧、ファッション、振る舞いなどに関する、ばからしい記事が満載だ。ほとんど笑えてしまうような記事も多いが、知識と情報に基づく主体性をまだ獲得していない女性は、これらの記事を鵜呑みにしてしまうかもしれない。

Rubyのねらいは、女性、とくに、往々にして間違った自己像を持ちがちな若い女性に、健康と受胎調節と安全な性に関する、正しい意思決定能力を持ってもらうことだ。

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Rubyは、未成年妊娠を防止しようとするNPO National Campaign to Prevent Teen and Unplanned Pregnancyが運営する受胎調節教育サイトBedsiderとパートナーして、当アプリの重要な情報を得ている。

“若い女性に自分の体を肯定的に受け入れ健康に関する理解を深めるための方法を提供することが、私たちの使命だ”、とGlowのマーケティング担当VP Jenifer Tyeは語る。

Rubyはまた、ローンチ時に、開発途上国の若い女性に生理用品と性教育を提供するNPO Huru Internationalとパートナーした。ウガンダのような途上国では、生理時の女の子が学校を休むことが多い。生理用品がなくて、教室を汚すからだ。Rubyはソーシャルメディア上のキャンペーンで、そういう少女たちが学校に行けるよう、助けようとしている。だれかがハッシュタグ#TalkRubyToMeにツイートやポストをするたびに、Glowは1人の若い女性の一日分の生理用品をこのNPOに寄付する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

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