アメリカでも新学期が始まってしばらくになる。すなわち、宿題の量もいよいよ本格的になってくるということだ。
しかし今の時代、宿題もアプリケーションが手伝ってくれる。
TechCrunchでも、いくつか学業支援のアプリケーションを試してみたので、良さそうなものを紹介しておきたい。
Photomath
まずは、以前にも紹介したものだ。名前をPhotoMathという。数学が得意な人にも、苦手な人にも役立つアプリケーションだと思う。方程式問題を写真に撮れば、解答はもちろん、そこにいたる解法も示してくれるのだ。問題に関連するグラフも示してくれる。
非常に便利なアプリケーションではあるが、インチキのためのツールととらえてはいけない(もったいない)だろう。自分の解き方が正しいのかどうかを知るためにとても役立つツールとなっている。シンプルな方程式問題から、三角関数の問題にまで対応している。アプリケーションは無料で、iPhone版およびAndroid版がリリースされている。
Socratic
Socraticも、写真に撮ることで宿題の手伝いをしてくれるアプリケーションだが、こちらは数学以外にも対応している。理科、歴史、英語、経済学などにも対応しているのだ。
アプリケーションの説明によれば、AIの力を活用し、解答や関連情報を提示しているのだとのこと。高校レベルの学習に対応したグラフや解説を表示してくれる。さらにKhan Academyなどの教育プラットフォームからの関連ビデオなども提示してくれる。こちらも無料で、iPhoneおよびAndroidの双方に対応している。
現代風の、単語帳活用アプリケーションもある。Quizletもそのひとつで、デジタル単語帳を簡単に作って活用することができる。学習用アプリケーションカテゴリーでも人気を集めているようだ。
自分で単語帳を作って利用することもできるし、他の人がつくった数多くの単語帳データを活用することもできる。開発会社によれば、月間2000万もの人が、このアプリケーションを利用しているのだとのこと。単語帳と呼んでいるが、利用できるのはテキストだけではなく、画像やグラフ、地図など多岐にわたる。タイマー機能ももっているし、各種統計データで学習の進捗状況を分析することもできる。こちらもやはり無料で、iPhoneおよびAndroidに対応している。
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(翻訳:Maeda, H)