ジョージア工科大学の研究者たちが、消費電力が非常に少なくて、常時onにしておけるカメラを開発した。このシステムは、offにされることのない不眠デバイス用として設計され、環境電力(ソーラーパワーなど)で動く。
超低消費電力を実現するためにこのカメラは、動きに気づいたら何でも撮影するのではなく、特定のパターンだけを検出する。このカメラはInternational Symposium on Low Power Electronics and Design(こんなの知ってた人いる?)でデビューし、人が前を横切ったなどの大きな動きだけを追うので、電池を浪費しない。
電気工学と計算機工学の教授Justin Rombergは曰く、“このカメラが実際に見ているのはピクセルの値ではない。むしろ、ピクセルがいろんな形で加えられる状況を検知するだけだから、標準モードで使えばその測度は劇的に小さい(数ピクセル)”。
このカメラはIntelがスポンサーした研究で開発され、監視カメラやロボット、未来の消費者電子製品などに用途が見込まれる。