新刊『シリコンバレーの秘密:世界のイノベーションの中心からわれわれが学べること』の著者に聞く

われわれの秘密がついに暴露された。今日(米国時間4/2)、デボラ・ペリー・ピシオーネ(Deborah Perry Piscione) による期待の新刊 シリコンバレーの秘密:世界のイノベーションの中心からわれわれが学べること(Secrets of Silicon Valley: What EveryoneCan Learn From The Innovation Capital Of The World)が出版された。ピシオーネによれば、シリコンバレーの強さの本当の秘密は、ハイアラーキーによる硬直した上下関係のなさにあるという。

ニューヨークが貪欲と権力によって動かされているのに対してシリコンバレーはアイディアに固執しそれを原動力としている。新しいアイディアへの強い愛好の存在が、東海岸ではなく西海岸がアメリカのイノベーションの大半を生んでいることの原因だとピシオーネは主張する。しかしこれには東海岸の住民は反発するかもしれない。

シリコンバレーの秘密の刊行を機に、アメリカ経済の全体にイノベーションを浸透させるにはどうすればよいか、変化を恐れ、現状にしがみつこうとする経営者の意識をどうやったら変えられるか、全国的な議論が巻き起こることが期待される。

〔日本版:デボラ・ペリー・ピシオーネはジョージタウン大学卒業後、米議会の議員スタッフ、ホワイトハウス・スタッフなどを務めた後、ワシントでニュースショーのホスト、コメンテーターとして活動。2006年からシリコンバレーに移住して執筆、講演、テレビ出演のかたわら女性向けウェブサイト、BettyConfidential他を創立している。〕

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


投稿者:

TechCrunch Japan

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