Apple(アップル)は米国時間4月20日、新型のApple TV 4Kを発表した。これには新しいSiri Remoteが付属する。
この新しいアルミニウム製のリモコンでは従来のSiriのサポートに加えて、クリックパッドを再設計し外側のリングで円形のジェスチャーを可能にした。これにより、視聴者は探しているシーンをすばやく見つけることができる。また他のリモコンに手を伸ばす必要がないように、ミュートボタンとテレビの電源ボタンも搭載している。
新しいApple TV 4KはアップルのA12 Bionicチップを搭載しており、より高品質な映像、具体的には毎秒60フレームのハイフレームレートHDRとDolby Visionに対応している。
もちろん画質はテレビ本体にも依存するのだが、アップルはこの状況に対応するための新機能を発表した。テレビのカラーバランスを改善するために、iPhoneの光センサーを使って現在のバランスを測定し、それに応じてApple TVからの出力が調整されるのだ。
新しいApple TV 4Kは、32ギガバイトで179ドル(日本では税込2万1800円、ストレージ容量を2倍にしたい場合は税込2万3800円)で4月30日から注文を開始し、5月後半に発売される予定だ。また、新しいSiri Remoteを搭載したApple TV HDは149ドル(日本では税込1万7800円)で、Siri Remoのみを59ドル(約6500円)で購入することもできる。
「Apple TV 4KはA12 Bionicとまったく新しいSiri Remoteによりシンプルかつ直感的な操作で、お客様がお気に入りの番組や映画などを最高のクオリティで楽しむことを可能にします」と、アップルのワールドワイドマーケティング担当副社長のBob Borchers(ボブ・ボーチャーズ)氏は声明で述べている。「そしてもちろん、Apple TV 4Kはアップルのサービスに簡単にアクセスでき、App Storeにある何千ものアプリケーションと合わせて、さらに多くのエンターテインメントの選択肢を提供します」。
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カテゴリー:ハードウェア
タグ:Apple、APPLE SPRING HARDWARE EVENT 2021、Apple TV、Siri、音声アシスタント
画像クレジット:Apple
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(文:Anthony Ha、翻訳:塚本直樹 / Twitter)