Appleは本日、新しいMac Proに関する「環境レポート(PDF)」を発表した。電力、素材などをどの程度節約しているのかという詳細について触れている。ちなみにAppleはEPEAT(Electronic Product Environmental Assessment Tool)を使うと「ゴールドランク」となるが、これについてはApple自体が評価基準の策定に関わっていることもあり、別段、特記するようなことでもないだろう。
EPEATのことはともかく、Mac Proがかなりの進化を遂げているのは間違いなさそうだ。たとえば前世代機とくらべればアイドル時の電力消費量は68%減となっている。昨年のモデルについての「環境レポート(PDF)」によれば、アイドル時の電力消費量は100Vで133.7Wだった。新モデルではこれが43Wとなっている。
また使用する素材の量も大幅に減らしているようだ。もちろん筐体自体が大幅にコンパクトになっていることから、これは当たり前だと言えるところもあるだろう。数字で見ると、アルミニウムの消費量は前モデル比で74%減となっており、梱包材についても容積で82%、重さでも84%それぞれ減少しているそうだ。Appleによれば飛行機輸送用コンテナに従来の三倍の台数を積載できるようになったとのことだ。
Darrell Etheringtonも昨年末の記事にて、この新マシンの圧倒的パフォーマンスについてレポートしている。
尚、記事中で言及しなかった詳細については、Appleからの資料をご覧頂きたい(PDF)。
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(翻訳:Maeda, H)