日産自動車が実物大のSUVを3Dペン3Doodlerで‘描く’

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3Dペンって一体そもそも何をするんだ?という疑問への答が一つここにある。Nissan Europeなら何をするか。自動車会社だから当然、車を描く(あるいはアーチストたちを集めて描かせる)。そこで同社は、アーチストのGrace Du Prez(と職人たちのチーム)に頼み、同社の新型SUV、Qashqai Black Editionの実物大モデルを3Doodler Createで‘描かせた’(下のビデオ)。

この彫刻は、当然ながら、大量のプラスチックを使った。同社によると、3Doodlerのフィラメントを8.6マイル*使用し、制作に800時間を要した。同社はこれを、“世界最大の3Dペン彫刻”と呼んでいる。3Doodlerを自分の創作素材としてよく使っているDu Prezも、“こんなすごい大仕事は初めて”、と認めている。〔*: ビデオでは13.8キロメートル、と言っている。〕

ベルリンで開かれるIFAに向けての、派手なパブリシティとしては、上出来のようだね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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