時速200kmで空を飛ぶ空陸両用Aeromobilのファウンダーたちに話を聞いてみた


 
ウィーンで開かれた2014 Pioneers FestivalにてAeromobilのファウンダーであるStefan KleinおよびJuraj Vaculikと話をすることができた。もちろん読者の方はAeromobilについてよくご存知だろう。折りたたみ式の翼をもった、車長6mの空飛ぶ自動車(ないし地を走る飛行機)だ。

設計および開発はスロバキアにて行われた。航続距離は543マイルすなわち875kmであるとされ、最高速度は124mphすなわち200km/hであるとされている。これまでに企画された空陸両用の乗り物と比較すると、ずいぶんと速く動くようだ。

テイクオフに必要な距離は300メートル(理想的な草地での場合)で、着陸については50mあれば可能となるのだそうだ。離着陸に関してはかなりの自由度をもつといえそうだ。

マーケットとして想定するのは、シリコンバレーのエグゼクティブたちではないとしている。道路状況のよくない(あるいは道路そのものがない)アフリカやアジアの新興国で威力を発揮するのではないかとのことだ。

ただ、メーカー側はそう主張するものの、アフリカの悪路に適応した乗り物というよりも、かなりおしゃれなスポーツカーのようには見える。とはいえ、今後の開発状況などを見守っていきたい。

(ビデオ撮影はHeisenberg Mediaによる)

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(翻訳:Maeda, H


投稿者:

TechCrunch Japan

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