Bodygram Japanは11月25日、「カンコー学生服」を展開する菅公学生服の学校制服採寸サービス「スマート採寸『スマレコ(AI採寸)』」に、「Bodygram」のAI推定採寸技術を提供したと発表した。
菅公学生服は、AIを活用した自宅採寸や、蜜を避ける予約採寸が可能な学校制服採寸サービスとして「スマート採寸」を新たに発表。コロナ禍においては、学校・販売店などでの採寸は「3密」となることから、実採寸の拘束時間低減・学校関係者側の採寸対応作業の負荷軽減といった課題解決ソリューションとして提供を行う。
菅公学生服への導入に向けては、2020年1月より試験的に取り組みを実施しており、今回その採寸の技術として、スマートフォンで簡単な数値入力と正面・横の2枚の写真で24ヵ所のAI採寸が行えるBodygramが採用された。
Bodygramは、これまで主に成人対象の企業に採用されてきたが、成長期の方もターゲットとして展開できるよう、成長期年齢の方のAI技術の精度をあげるための追加研究開発を実施。今回菅公学生服に正式に導入となった。
Bodygramでは、常に年齢や体型を幅広く学習させることで日々AI採寸技術の向上に向けて取り組んでおり、より多くのユーザーや企業で活用できるように精度を上げているという。さらに今回のように、各クライアントのターゲットに合わせたAI精度の学習も実施している。
関連記事
・服を着たまま全身の推定採寸を行えるAI採寸技術のBodygramが約18億円を調達
・誤差1cmで全身をAI採寸できるBodygramアプリが登場