TechCrunchは今、日本の首都にいる。私たちは、スタートアップのコンペBattlefieldで東京の優秀な起業家たちが競うピッチに耳を傾けた。そして決勝に残った20社がジャッジたちの前で最後のプレゼンテーションを行い、TechCrunch Tokyo 2018の勝者が決まった。
優勝はMuscaだ!
このスタートアップはありふれた生物であるイエバエを、世界の食糧危機のソリューションとして利用する。彼らの技術は、従来の方法よりもずっと迅速に高品質な有機肥料と家畜の飼料を作り、飢餓を根絶できる。同社の秘密兵器はある特定種の蠅で、同社によるとそれはより強靭で実効性も良い。その蠅の幼虫が動物の排泄物の分解と乾燥を促進し、それを高規格な肥料として利用するとともに、幼虫は鳥や魚の飼料になる。その過程はちょうど1週間だが、ほかの方法なら2〜3か月はかかる。
Muscaは最初のプレゼンテーションでわれわれの専門家ジャッジたちに強い印象を与え、して二度目のプレゼンテーションで、Job RainbowやKuraseru、Aeronext、Pol、そしてEco-Porkらとともに決勝のステージに立った。
Muscaは、100万円の優勝賞金と、日本の最高の若きスタートアップであることを自慢できる権利を獲得した。