機械学習によりセキュリティの脅威を自動的に検出するNiddelをVerizonが買収

本誌TechCrunchのオーナー企業であるVerizonが今日(米国時間1/5)、セキュリティの脅威を自動的に検出するサービスNiddelを買収したことを発表した。

Niddelの主要製品であるNiddel Magnetは有料会員制のサービスで、機械学習により顧客の会社内の感染ないし侵されたマシンを見つける。それは、顧客がコードやルールなどを書かなくても完全に自律的自動的に仕事をする。

Verizonのセキュリティサービス担当部長Alexander Schlagerは、声明文の中でこう説明している: “機械学習を利用して情報の精度を大きく上げ、擬陽性を減らし、検出と対応の能力を大幅に改良できる”。それが、今回の買収の主な理由でもある。

人間の誤判断による擬陽性を減らせることが、Niddelのソリューションの大きな目標だ。システムをモニタする有資格のセキュリティアナリストが不足しているから、それがとくに貴重だ。“Niddel Magnetは、従来の人間の目視による方法に比べて、擬陽性を最大96%減らすことができる。弊社が特許を取得している監視つきの機械学習が脅威に関する既存の知識を外挿することにより、得られるアラートの40%は(従来の方法で検出できなかった)新しい脅威だ”、と同社のWebサイトは書いている。

Niddelは、社内社外の50あまりの多様なソースから情報を取り、それらを分析して、顧客の組織内の被害機を襲ったセキュリティの脅威を追跡する。企業がそれらの被害に真剣に対応しようとしたときには、同社が完全に自動化されたソリューションを提供し、簡単には見つからない有資格のアナリストを不要にする。

Niddelは、2014年に創業された。VerizonはNiddelの技術を今後数か月以内に自社システムに組み込む予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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