次世代SQLデータベースのCrateが$4Mのシード資金を調達、コンテナ環境との相性が売り

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2014年のTechCrunch Disrupt Europe startup Battlefieldで優勝したCrateが今日(米国時間3/14)、そのオープンソースのSQLデータベース技術に対する400万ドルのシード資金を獲得したことを発表した。

このラウンドをリードしたのはロンドンのDawn Capitalで、これに既存の投資家Sunstone Capital, DFJ Esprit, およびSpeedinvestが参加した。さらにまた、Dockerコンテナの原作者でDocker, Inc.のファウンダー&CTOのSolomon Hykesも投資に加わった。

Hykesは今日の発表声明で、次のように述べている: “Crateの、マスターのないシンプルなアーキテクチャはコンテナ環境に完全にマッチする。マイクロサービスパラダイムを採用するデベロッパーが今後増えるに伴い、広くデプロイされることを期待している”。

CrateのCEOで協同ファウンダーのChristian Lutzによると、同社は今回の追加資金を同社のシリコンバレーにおけるプレゼンスを拡大するために使いたい、という。Crateの中核的な技術者グループはヨーロッパに残るが、合衆国にはプレセールスのエンジニアなどを置き、顧客の増大に備えたい、と。

Lutzによると今年の後半にはシリーズAのラウンドを行いたいが、今回のラウンドがそのためのベースになる。

Lutzは語る、“若いデータベース企業の最大の課題は、信頼と信用の獲得だ”。昨年Crateはシリコンバレーで、有名企業数社を顧客にできた。それらの社名は明かさないが、Lutzによるとセキュリティ企業のSkyhigh Networksが最近Crateに乗り換えたので、今同社はSkyhighのデータベースクラスタを動かしている。それは、数十億件のセキュリティイベントを保存するデータベースだ。

今後の予定としては同社は近く、初のエンタープライズプロダクトをローンチする。それには、データセンターのレプリケーションなども含まれ、Crateのオープンソースコアとは別途のコードになる。

 

〔参考記事: docs, Wikipedia, cloudpack

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

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