法人向けクラウド名刺管理のSansanが「QRコード付きバーチャル背景」生成機能を提供開始

法人向けクラウド名刺管理のSansanが「QRコード付きバーチャル背景」生成機能を提供開始

Sansanは11月13日、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」において、オンライン会議で名刺交換をスムーズに行えるようにする「QRコード付きバーチャル背景」を提供開始したと発表した。自分の名刺情報にアクセス可能なQRコードを組み込める、オンライン会議用バーチャル背景の自動作成機能をSansanに追加している。

Sansanは、オンライン上でも名刺交換できる「オンライン名刺」機能を6月に発表しており、すでに3000社を超える企業が利用しているという。同機能の利用により、オフラインでの名刺交換と同様に、オンライン商談やミーティングの場においても、相手の氏名・肩書きなどを正確な顧客データとして取得・蓄積が可能となっている。

また同社提供の名刺アプリ「Eight」では、オンライン名刺交換ができる「QRコード付きバーチャル背景」を自動作成する機能を、Sansanに先立ち提供開始。提供開始後約3週間で、1万人を超えるユーザーがダウンロードを行うといった反響があったという。これを踏まえ、Sansanにおいてもより多くのオンライン名刺活用のビジネスシーンを提供するために、機能提供開始に至ったとしている。法人向けクラウド名刺管理のSansanが「QRコード付きバーチャル背景」生成機能を提供開始

  • Sansan上でオンライン名刺URLを発行済みの場合、PC版の「オンライン名刺」設定画面上に「QRコード」のリンクが表示される
  • リンクにアクセスすると、バーチャル背景のパターンが複数表示されるので、任意の背景を選択
  • 自動的にQRコードを組み込んだバーチャル背景が作成されたら、有効期限・受け取り回数を確認し、ダウンロード
  • 作成したバーチャル背景を、オンライン会議ツール内で背景として設定する
  • 英語の名刺を登録している場合、英語表記でのバーチャル背景を生成可能

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カテゴリー: ネットサービス
タグ: Sansan(企業・サービス)日本

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TechCrunch Japan

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