渋谷駅周辺の街並みを3DCGで再現した、渋谷区公認のオンラインスペース「バーチャル渋谷」において、ハロウィンイベントが10月16日から10月31日まで開催されます。
「バーチャル渋谷」は、いわば「マインクラフト」や「あつまれ どうぶつの森」で渋谷の街を再現したように、皆が集まれるオンライン空間です。
構築にはKDDIが出資する3DCGのバーチャルイベントプラットフォーム「cluster」(クラスター)を活用。街へはスマートフォンの「cluster」アプリや、PC・VRゴーグルなどからアクセスでき、アバターに扮して友達と渋谷の街を歩き回ったり、バーチャルのスクランブル交差点の前で自撮り撮影も行えます。
「バーチャル渋谷」におけるハロウィンイベントの開催は、2020年に続き2回目。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、家にいながら”ニューノーマルのハロウィン”として注目を集めていました。
今回は、新型コロナウイルスの感染拡大が一旦落ち着きつつあるなか、ハロウィンの時期には渋谷に人が殺到し、ゴミのポイ捨てや路上での排泄、店舗の破損等が問題になるとして、渋谷区側もバーチャル渋谷の利用を呼びかけています。
また、オリジナルのアバターでバーチャル渋谷に入れるようになったほか、カラオケのジョイサウンドと提携し、カラオケルームから直接バーチャル渋谷にダイブできる仕組みも用意します。
加えて、「バーチャル渋谷」および特設サイトでしか買えないタンブラーやランチバックなどの期間限定グッズも販売予定。「バーチャル渋谷」には商品ラインアップが展示されており、販売利益のすべてを渋谷区へ還元することで、バーチャル空間から渋谷の街づくりへ貢献できる仕組みも用意します。
(Source:バーチャル渋谷特設サイト。Engadget日本版より転載)