フィンテックスタートアップのRevolut(レボリュート)はApple Payのサポートを拡大し、米国時間6月11日から16カ国のヨーロッパ地域にて支払いオプションが利用できると発表した。
対応地域は、英国、フランス、ポーランド、ドイツ、チェコ、スペイン、イタリア、スイス、アイルランド、ベルギー、オーストリア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、アイスランドの16カ国。
先月の報道では、Revolutが英国やフランス、ドイツ、そしてスイス地域にて、Apple Payに関する契約を結んだとしていた。
RevolutがApple Payの導入に、これほどまで時間がかかった理由は不明だ。
対象地域のユーザーはRevolutのカードを、RevolutのアプリかApple(アップル)のウォレットアプリからApple Payに追加できる。プラスチックのカードを持っていない場合でも、Revolutのアプリからウォレットにバーチャルカードが追加でき、物理カードの到着を待たずにすぐに利用を開始できる。
Revolutでカード決済のプロダクトオーナーを務めるArthur Johanet氏は以下のような声明を出している。「Revolutの最終的な目的は 顧客の金融のあらゆる側面を支える便利なツールを提供することで、これを実現するためには迅速かつ便利、そして安全な支払い能力が不可欠だ」「当社の顧客は長らくApple Payの導入を求めてきたので、まず16カ国から始まる今回のロールアウトを歓迎している。これは顧客が望む方法で資金を使用できるようにするための、非常に前向きな一歩だ」。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)