無料プランも開始、ノーコードでサイトの構成要素を更新・評価・改善し煩雑な作業を軽減できるKARTE Blocks正式公開

無料プランも開始、ノーコードでサイトの構成要素を更新・評価・改善し煩雑な作業を軽減できるKARTE Blocks正式公開

プレイドは9月14日、タグを1行貼るだけでサイトのあらゆる構成要素をノーコードで更新・評価・改善できる法人向けサイト管理システム「KARTE Blocks」について、正式版の提供開始を発表した。2020年7月のクローズドβ版以降、新機能追加や改善アップデートが加えられている。

また同時に、無料プランの提供も明らかにした。サインアップや契約プラン変更、オンボーディングなどすべての手続きがオンラインで完結する、フリーミアムモデルへと進化させたとしている。

無料プランと有料プランの差分は月間合計ページビュー数や扱えるページ数などで、無料でもKARTE Blocksのすべての機能を使用できる。いつでもオンラインで始められるため、実際に試してみてから有料プラン(月額2万9000円から)の利用へ進める。

無料プランの主な上限項目(詳細は公式サイト参照)

  • 設定ページの月間合計ページビュー数:1万PVまで
  • ページ登録数:5ページ
  • アカウント数:20個
無料プランも開始、ノーコードでサイトの構成要素を更新・評価・改善し煩雑な作業を軽減できるKARTE Blocks正式公開

KARTE Blocks料金プラン

現在、コーポレートサイトやECサイト、また広告や検索の結果たどり着くLP(ランディングページ)など、生活者と企業をつなぐ接点としてサイトの重要性は増しているものの、日々の更新業務の運用体制や評価・改善手法には課題が少なくない。

プレイドによると、サイト内のバナーやテキストの変更時にその都度システム部門や外部の制作会社に対する依頼・調整、付随する様々なオペレーションが発生し、多くの時間やコストがかかっているケースは数多いという。担当者はそれら煩雑な作業に追われ、本質的なサイト改善に向き合う時間を確保できなかったり、改善すべき箇所に気付いていてもシンプルに実行する手段がなかったりという課題があるそうだ。

同社は、これらをサイト運営における「負」の側面ととらえており、デジタルシフトが進み顧客接点としてのサイトの存在感が増すごとに、直接的には価値創出につながらないコストとして企業に重くのしかかっているとしている。

このためKARTE Blocksでは、これら「負」に向き合うものとして開発した。サイトをブロックの集合体と捉え、ブロックごとに更新・評価・改善できる新しいサイト管理システム「BMS」(Block Management System)に基づき、サイトにタグ1行を入れるだけで、サイト運営に関わる更新・評価・改善をノーコードで誰でも簡単に、どこでも自由に行える。既存サイトを後から自由に編集可能とすることで、あらゆるサイト運営者の手間やコストの解消に貢献するという。無料プランも開始、ノーコードでサイトの構成要素を更新・評価・改善し煩雑な作業を軽減できるKARTE Blocks正式公開

また今回、無料プラン提供開始・フリーミアムモデル化を採用。企業規模に関わらずサイトの更新・改善に携わる者であれば誰でもKARTE Blocksを利用し、サイト規模や実現したい内容に応じてコストを最適化しながら、ノーコードで直感的なサイト運営を行えるようにした。

 

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。