無料送金アプリ「プリン」を使いセブン銀行ATMでお金をおろせるように、手数料は1日1回まで無料

右がPring代表取締役社長の荻原充彦氏

無料送金アプリ「プリン」提供のPringは3月12日、セブン銀行子会社のセブン・ペイメントサービスのATM受取に対応開始したと発表した。

この接続により、プリン内の残高はいつでもセブン銀行ATMで引き出せるようになる。ATM出勤手数料は1日1回まで無料。当日の会見で代表取締役社長の荻原充彦氏は、ATMでの出勤が24時間無料となるのは「送金アプリとして日本初」の試みになると話した。2回目からは216円となる。

プリンからセブン銀行ATMへ出勤する方法は以下のとおりだ。

  1. アプリトップ画面の左下にある「お金をおろす」をタップ
  2. 引き出す金額を入力し「現金受取り」をタップ
  3. 表示金額が正しいことを確認、セブン銀行ATMの操作を開始
  4. セブン銀行ATMで画面右上の「カードを使わない番号入力での取引」をタップ。

Pringは3月8日、プリンのリリースから1周年をむかえ、累計総金額は15億円を突破したと発表していた。

荻原氏はPringが目指しているのは「お金を動かすたびに生じる摩擦を限りなく無くし、お金コミュニケーションの活性」をはかることだと話した。

Pringの提供価値は「お金にまつわるストレスを解消」すること。荻原氏は今回の接続の目的は「更なるストレス解消のため」と話していた。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。