爆発的人気のTikTok、TC Tokyoに日本法人・西田副社長が登壇

Bytedance日本法人の西田真樹副社長

Bytedance(バイトダンス)という企業名に聞き覚えがなくても「TikTok」(ティックトック)を知っている人は多いだろう。11月15日(木)と16日(金)に東京・渋谷ヒカリエで開催する日本最大級のスタートアップ・テクノロジーの祭典「TechCrunch Tokyo 2018」に、このTikTokの開発元であるBytedanceの日本法人で副社長を務める西田 真樹氏の登壇が決まった。西田副社長は、広告代理店でのデジタルメディアの広告営業などを経て、2018年7月にBytedanceに入社。現在はマーケティングと広告販売企画を担当している。

Bytedanceは、中国でニュースアプリの「今日頭条(Toutiao)」やショート動画配信アプリ「抖音(Douyin)」(英語名:TikTok)を配信・運営しているスタートアップ企業だ。

抖音(TikTok)は、計5億人超のアクティブユーザーを擁する超人気アプリ。昨年は、同じくショート動画配信アプリの「Musical.ly」の運営会社を約1220億円(約10億ドル)で買収。今年8月にはTikTokとMusical.lyを合併させた。日本ではCM放映やデジタルサイネージへの掲出などで大々的に露出を図っていたので、TVや街中で見かけた人も多いだろう。

さらに、ブルームバーグなどの報道によると、ソフトバンクやKKR、ジェネラルアトランティックなどがBytedanceへの大型投資を計画しており、今ラウンドでのBytedanceの資金調達額は約3200億円(30億ドル)になるという。この資金調達が成功すれば、企業価値は約7.8兆円(700億ドル)から約8.3兆円(750億ドル)になると見込まれ、Uberをも超えるスタートアップ企業となる。

Fireside Chatに登壇する西田氏には、TikTokの人気の秘密はもちろん、Musical.lyを合併した狙い、今後の日本展開などについてじっくりと話を聞く予定だ。

TechCrunch Tokyo 2018では現在、一般来場者向けの「前売りチケット」(3万円)、5人以上の一括申し込みが条件の「団体チケット」(2万円)、創業3年未満(2015年10月以降に創業)のスタートアップ企業に向けた「スタートアップチケット」(1万8000円)、学生向けの「学割チケット」(1万8000円)、創業3年未満のスタートアップ企業を対象とした2日間のデモブース出展の権利と2名ぶんの参加チケットがセットになった「スタートアップデモブース券」(3万5000円)を販売中だ。前売りチケットは10月31日まで、スタートアップデモブース券は先着順で売り切れ次第販売終了となる。

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投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。