発光する耳栓Valkeeが3年で45000売れる, 新たな資金でバージョン2を開発

この夏970万ドルの資金調達ラウンドを完了したフィンランドのValkeeは、季節性情緒障害(seasonal affective disorder, SAD)を治すための発光する耳栓を作っている。同社が今回、新たな資金を投じて作った第二世代製品Valkee 2は、一回り小型になり、ユーザフレンドリーな工夫がいろいろ盛り込まれている。

この製品はValkeeの協同ファウンダJuuso Nissilläが“医療用iPod”と呼び、耳孔を光で刺激すると脳を活性化する、という研究結果に基づいている。LEDのついた耳栓は、ユーザが毎日のように自分の外耳道の壁に光を当てられる便利な製品である。それにより脳の感光領域に光が到達する。

Valkee 2ではイヤホンの形状が改良され、耳によくフィットするようになった。アルミ製のケースは小型化され、第二世代のiPod nanoに似てきたが、耳栓のコードが取り外し可能なマイクロUSBになったので、ほかの人が自分の耳栓で使うこともできる。

また設定をWebやPCからでなく製品上でできるようになった。そのほか、コードが長くなり、本体には設定を保存するためのメモリがあり、耳栓とコードは本体から取り外せる(上述)。

Valkeeは最初、部品としてすべて既存・一般市販の部品を使用し、プロトタイプが2010年の冬にフィンランドで発売された。専用パーツを使用するグローバルバージョンは、2011年の冬に発売された。そのバージョンは、定価が185ユーロだった。これまでの3年間で、世界の20か国で45000台を売り、ユーザの満足度はきわめて高い。87%が、ほかの人にもすすめたい、とアンケートに答えている。

Valkee 2は今予約受付中で、お値段は199ユーロだ。色は黒とシルバーである。詳しくは同社のWebサイトで。発売は来月の予定だ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。