睡眠時の子どもの夜驚症の発生を自動的に防ぐ小さなデバイスSleep Guardianがアップデート

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Lullyをこの前取り上げたときは、このYC出身のスタートアップが210万ドルのシード資金獲得を発表したときだった。もちろんそれは、同社の旗艦製品Sleep Guardianのためだ。このプロダクトは2015年の6月にローンチしたが、今日(米国時間2/9)早くもそのアップデートバージョン、Sleep Guardian Plusがリリースされた。

Sleep Guardian Plusは、子どもの敷布団の下に置く小さなデバイスだ。振動によって不健康な睡眠サイクルを中断させ、夜驚症を未然に防ぐ。それ以外の睡眠パターンは、中断しないようだ。つまりSleep Guardian Plusは、いわゆる計画的覚醒(scheduled awakenings)を自動的に行う。

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ハードウェアとしては、Bluetoothモジュールの位置を変えることによってやや小型にした。

ソフトウェアとしては、次のような改良が行われた:

  • 子どもの睡眠パターンを長時間追跡
  • 睡眠履歴をアプリのダッシュボードで見られる
  • 夜驚症の治癒過程を見られる
  • ほかの人(シッターなど)がスマートフォンからコントロールできる
  • 睡眠学の専門家に質問できる

Lullyによると、同社の199ドル新型機を使えば、子どもの夜驚症の発生がそれまでの20%近くにまで抑えられるそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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