移民法改正は道半ばまで来た。今日の午後上院は包括法案を68対32で通過させた。同法案には業界のお楽しみが満載されている。外国人ビザの拡大、スタートアップ起業家向けの特別ビザ、異例な頭脳を持つ発明家や科学者のための無制限枠などだ。
しかし、下院の共和党有力議員らは、法案には不特定の問題があり、上院案は「夢物語」だと言っている。
「どうやら理解していない人がいるようだ。下院は上院が通したものに単に投票するわけではない。われわれは、われわれ独自の法案を検討し ― 順番通りに ― 議会の過半数およびアメリカ国民の意志を反映した法律を通過させる」とジョン・ベイナー下院議長は会見で語った。
下院は、通常通り、議論、改訂、委員会公聴の手順で事を進める意向だ。これまでに議会は移民法改正を複数の法案に分割しており、CrunchGovがクラウドソーシングに協力している高度スキル労働者法案もその一つだ(ここであなたのアイデアも投稿されたい)。
というわけで、大きな一歩ではあるが、ゴールはまだ先だ。
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(翻訳:Nob Takahashi)