FCCの大きな責務の一つは、国全体にブロードバンドを普及させることであり、その一環として定期レポートを発行している。しかし、問題点を一覧できるビジュアル表現はなかった。FCCのデータを元に新しく作られた公式ブロードバンドマップを見れば、ギガビットファイバーから10年前でも非力だったDSLまで、どんな選択肢があるかを地域別に知ることができる。
このマップを作ったのはMapboxで(同社のブログにもこの件について書かれた記事がある)、全米のブロードバンド業者からFCCに提出された477件のデータに基づいている。つまり、ここに表れているのはやや楽観的な見方であり、実際のアクセス速度は必ずしもマップ通りではない。
掲載されているISP(インターネット提供業者)のサービス対象は、ブロック内の1つか2つのビルディングかもしれないし、ブロック全体かもしれない —— そこまで細かいデータは入手できていない。
書かれていない情報でもっと重要なのが価格だ。FCCやその支持者らも指摘しているが、ギガビットインターネットの「サービス対象地域」であっても、月額250ドルだったらほとんどの家庭は利用できないの。どんなサービスがあって、料金がいくらなのかは自分で調べなくてはならない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )