誰もがDJになって自分のミックスを共有できるアプリedjingが$2.5Mを調達

edjingは、iOSやAndroid、Amazon、Windowsなどのモバイル製品上で使えるDJアプリだが、このほどEntrepreneur Ventureが率いる投資ラウンドにより250万ドルを調達した。DeezerのファウンダDaniel Marhelyもこの投資に参加し、このフランスのスタートアップの顧問団に加わった。

Marhelyの関与は戦略的に重要だろう。と言うのも、現在のedjingはDeezer Premium+のアカウントをサポートし、そのストリーミングサービスからの曲をDJのミックスに加えられるようにしているからだ。そのほか、iTunesのようなデバイスローカルな音楽ライブラリや無料のSoundcloudからも曲を取り込める。

最初はiOSアプリとして2012年にローンチ、それは、同社がそれまでの音楽ビデオストリーミング/ミキシングサービスから方向転換した結果だ。そしてその後AndroidとWindowsをサポートし、これまで世界の170か国から計1000万回ダウンロードされた。曲をミキシングするアプリとしてマルチプラットホームなのはedjingだけだ、と同社は自負している。

Edjingはフリーミアムで、アプリ本体は無料だがさまざまなDJサウンドパックをアプリ内購入で買える。この収益化モデルの開始は今年の初めからだが、すでに採算に乗っている。

今回得た資金は、国際展開の推進に投ずる。今でも北アメリカとアジアがユーザのそれぞれ30%と20%を占めるが、今後もいちばん重要な市場だ。また、製品の多様化にも力を入れる。とくに、いくつかの垂直市場に対応した展開を図っていく。さらに、どこかのOEMと組んでハードウェアを製品化することも考えている

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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