メガネ型ディスプレイのNrealが、新モデル「Nreal Air」(エンリアル エアー)を3月4日にNTTドコモとKDDIから発売すると発表しました。メーカー希望小売価格は4万9800円ですが、ドコモでは3万9800円、auでも3万9799円で予約を受付中。なお、Nreal Airの一般販売は、日本が世界初になるとのことです。
Nreal Airは、2021年10月に発表されていたもの。動画の視聴に特化したARグラスで、見た目は通常のサングラスにかなり近い印象です。カメラ機能などを排し、シンプルな機能となったため、約76gと軽量になったのも特徴です。
映像は、ARグラス越しに4mで130インチ、6mで201インチに相当で表示されます。また、ツルの部分にスピーカーも搭載しており、「低音強調アルゴリズムとノイズキャンセリングにより、まるで仮想の専用 IMAXシアターにいるかのように、エンターテインメントの臨場感を高めます」と説明されています。
スタンドアロン型ではなく、スマートフォンとUSB Type-Cで接続して利用します。このため、利用するには、USB-Cポートを備え、Display Port(Alternate mode)に対応していることが条件となります。ただ、拡張性を高めるアクセサリとして、「Nreal Streaming Box」も発売され、これを利用すれば、Miracastに対応したスマートフォンならNreal Airを利用可能となります。
Nreal AirとNreal Streaming BoxをUSBで接続。スマートフォンはNreal Streaming Boxとワイヤレス(Miracast)で接続することで、スマートフォン上のコンテンツをNreal Airにミラーリングできます。
(Source:USB-IFNreal(PR Times)、ドコモ、au。Engadget日本版より転載)