JUULはフレーバー付きの電子タバコ(マンゴー、クリーム、フルーツ、キュウリ)の米国での販売を中止し、米国食品医薬品局の審査を待つ。同社は米国時間10月18日、たばことミント、メントール味のフレーバーのみを米国内で販売すると発表した。
JUULのCEOであるK.C.Crosshwaite(K.C.クロスウェイト)氏は声明で、「私たちは社会の信頼を得て、未成年者による使用を撲滅するために規制当局、政治家、株主と協力し、さらに成人喫煙者に別の選択肢を提供することで、電子タバコのカテゴリーをリセットしなければならない」と述べた。
今回の販売停止は、JUULがサンフランシスコのProposition Cへの積極的な支持を止め、米国での広告キャンペーンを中止し、フレーバーガイダンスの草案に関してFDAへのロビー活動を中止した後に決定された。
しかし、これはJUULがこれらのフレーバーの販売を将来も諦めるという意味ではない。同社は、フレーバー付き電子タバコの使用を支持する科学的証拠の発見や、未成年者による使用を撲滅するためのより厳格なルールの策定に、引き続き取り組むと述べている。なお、JUULは今でも米国外で全てのフレーバーを販売している。
今週には、子どもを亡くした両親がJUULを相手取って訴訟を起こした。この訴訟は、JUULが直面している訴訟のうちの1つにすぎない。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)