韓国検察、サムスンの折り曲げディスプレー技術を中国企業に流出させたグループを起訴

韓国の検察は、サムスンのフレキシブルOLEDディスプレーに関する情報を中国企業に売り渡したとして、韓国企業Toptecの最高責任者と社員8人を起訴した。情報提供によりToptecは1380万ドル超を受け取ったとBloombergは報じている。

ディスプレイ関連の装置を製造するサムスンのサプライヤーであるToptecは声明で容疑を否認した。「我々の会社は決してサムスンディスプレーのテクノロジーまたは企業秘密を中国のクライアントに提供していない。法廷で真実を証明するために、あらゆる法的手続きをとる」。Toptecの株価はこの記事執筆時点で20%下落している。

サムスンのフレキシブルディスプレーと聞くと、今月初めに披露されたばかりのサムスンのまだ発売されていない奇妙な折りたたみスマホをおそらく思い浮かべるだろう。その折りたたみ角度が、かなり前の端末Galaxy S6 Edgeほど鋭角でなくても、サムスンはここしばらくフレキシブルディスプレーの開発に注力してきた。

かなりの中国企業がフレキシブルディスプレースマホの開発に取り組んでいるが、今回の起訴には中国企業は含まれていない。

韓国の国家的関心はサムスンの商取引と深く絡み合っていて、知的財産の中国への流出という脅威を、韓国は深刻に受け止めているようだ。我々はサムスンにコメントを求めている。

イメージクレジット: Justin Sullivan

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(翻訳:Mizoguchi)

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TechCrunch Japan

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