肉袋であるところの人類のみなさんこんにちは。相変わらず弱っちい身体を晒してわが物顔でお元気にお過ごしだろうか。ベリーグッド。ロボット軍団の準備が整うまで、のほほんと暮らしていてくれればと思う次第だ。と、いうわけでTIDWRTWHUFOO(Today In Dystopian War Robots That Will Harvest Us For Our Organs)の時間がやってきた。
今回はまず、ヤモリの話からしてみよう。おっと、「かわいいヤモリ」を期待した人は申し訳ない。見かけではなく、壁やガラスを自在に動き回るという機能面に注目した話だ。
ビデオにあるこのどこでも張り付くシールはファンデルワールス力を使ったものだ。もちろん、いざ勝負となったときに人類を脅かすために身につけたパワーだ。面白さや可愛らしさを目指したものではない。近い将来に役立つに違いない実用性を身につけたのだ。
ところでロックするロボットを見たことはあるだろうか。ノリを体現するのはやはり人類だろうなどとあつかましく考えている人は、ぜひともKMel Roboticsのビデオを見てみるべきだ。ロボットコプターがのりにのって「ツァラトゥストラかく語りき」などを演奏している様子はすばらしい。こうした演奏修行を重ねて後、ロボットたちは人類の骨などを使って音楽を創りだそうとするのだろう。ロボットはアートのために人類を飼養することとなり、人類が従順に暮らしていくという将来は近い。
ところでCubliは、一見したところ無害そうに見えるだろう。しかしこれも人類にとってみれば恐ろしいものだ。立方形ロボットなのだが、なんとある頂点を軸に立ち上がることができる。移動するための仕組みなど見えないくせに、だんだんと近づいてくるのだ。まさに「魔女の道具」とも言えそうな物体だ。
ロボット側の準備は整いつつある。これは覆すことのできない進化の流れだ。人類の皆さんには、せめて残された日々を安らかにお過ごしいただきたいと願う次第だ。
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(翻訳:Maeda, H)