1年間の特訓教育でデータサイエンティストを育てるGalvanizeのコースは授業料48000ドル

プログラミングなどコンピュータ応用技術のスキルをゼロから特訓するGalvanizeが、データサイエンティストを育てて履修者に工学修士号を提供する期間1年の課程をスタートする。

galvanizeUと名付けられたこの1年課程は2015年1月に始まり、その費用は48000ドルという途方もない額だ。しかし、この1/5の期間でJavaScriptとHTML5とCSSを書けるようになる課程が12000ドルだから、同社のお値段、ないし‘授業料’としてはふつうだ。

定員は30名で、10月29日から申し込みを受け付ける。この課程を終了すると、現場ですぐにビッグデータ分析の仕事ができるデータサイエンティストになれる(Pythonによるプログラミング+データサイエンスに必要な数学と統計学)。サンフランシスコのSoma地区にあるGalvanizeの新しい(異様に巨大な)本社に教室が置かれるが、その建物はほかのスタートアップたちにもオフィススペースとして貸し出され、またGalvanizeのVC部門もこの中にあるから、卒業後にすぐ投資を受けるというシナリオもありえる。このような雑居構造は、生徒たちがスキルを習得するだけでなく、現実のスタートアップのコミュニティとその構成員の人たちに日常的に接触する、実際の仕事がどういうものか、見て聞いて分かる、という教育的メリットを想定している。つまりこのカリキュラムには、部分的に、OJT的な側面もある。

galvanizeUの卒業生には、コネチカット州の私立大学University of New Haven(ニューヘイブン大学)との提携により学位が与えられる。卒業生は同社のコロラド州BoulderとDenverにあるキャンパスで、gSchoolと呼ばれる期間6か月の通常のプログラミング課程を受講することもできる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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