TechStars Seattle出身で、プロモーションなどのための1ページだけのWebサイトを簡単に作れるSmoreが、シード資金170万ドルの調達を今日(米国時間5/6)発表した(一部転換社債)。このラウンドを仕切ったのはFounder’s Co-op、これにGreylock Partners Israelと、さまざまなエンジェルたちが参加した。
このサービスの対象は主にWeb開発技術のない人たちだが、登録ユーザは50万あまりおり、これまでに100万あまりの‘ちらし的Webサイト’が作られた。利用と売上は各月15~20%の高率で伸びている。
同社はユーザに、1ページWebサイトのほかに、Facebookのページやメーリングリストを管理するツールなど、コンテンツをオンラインで宣伝するためのツールも提供している。ユーザは自分のちらし的ページを作る際、Smoreが提供しているテンプレートとWYSIWYGのオンラインエディタを利用できる。またSmoreは、ユーザが作ったページのアクセス分析データ(ページビューなど)も提供している。
今回得た資金は、既存ツールの改良のほか、さまざまな垂直市場の開拓に使いたい、と同社は考えている。同社はすでに、スタイリストたちや教育者向けのプランを提供している。また、同社上のプロモーションをほかのプラットホームへプッシュできる機能の新設や、メーリングリスト機能の改良も考えている。モバイル上でコンテンツを作成できる機能も、近く提供される。
Smoreには30日の無料試用期間があるが、そのあとは有料になる。月額19ドルのベーシックプランでは、最大で各月5つのページを公開できて、MLは1か月2500名まで。もっとも高価格のプランは月額99ドル、各月のページは30、MLは3万名、メールの追跡などのサポートもある。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))