コスメの口コミアプリ「LIPS(リップス)」を運営するAppBrew(アップブリュー)は10月18日、個人投資家およびグリーより総額10億円の資金調達を明らかにした。
同社は2月にもグリーのほかGunosyやANRI、個人投資家らから5億5000万円を調達。それ以前では2017年10月にANRI、Skyland Ventures、フリークアウト代表取締役社長の佐藤裕介氏、PKSHA Technology代表取締役の上野山勝也氏、ほか個人投資家から総額7600万円を集めている。
以前LIPSを「SNSに近い使用感が特徴」と紹介したけれど、同サービスはコスメの口コミを軸に、コスメの特徴や使い勝手だけでなく、メイクアップの方法なども共有しあえるコミュニティだ。特に10代〜20代から支持を得ているようで、テキストだけでなく動画やイラスト、写真などをたっぷり使った投稿も多い。
サービスのリリースは2017年の1月。2018年6月には1年半で100万ダウンロードを超えたことを明かしていたが、そこから約4ヶ月でさらに成長し現在のダウンロード数は150万件を突破、クチコミ件数も50万件以上になっているという。
ユーザー数の増加に伴って広告出稿企業も増加し、これまで国内化粧品メーカーを中心に40ブランド以上の出稿実績があるようだ。
AppBrewではさらなるユーザー数の拡大を目指し、開発体制・組織体制の強化に向けた人材採用のほか、マーケティング活動などに調達した資金を用いるという。