2020年のPearオンラインデモデーに登壇した18組の前途有望なスタートアップ

創業8年となるカリフォルニア州パロアルトに拠点を置くシードステージベンチャー企業のPearは、設立当初から、前途有望な才能を見抜く力をもっている(未訳記事)と一部のVCたちからの注目を集めていた。そのPearが先週初めに7回目の年次デモデーを開催した。今回はオンラインでの開催となったが、参加スタートアップの1つはすでに最高ランクのVCから条件規定書を提示されている。

読者のみなさんに、内容を垣間見てもらうため登壇したすべてのスタートアップたちの概要をお届けしよう(以下、人名敬称略)。


1.AccessBell(アクセスベル)
エンタープライズワークフロー用のビデオ会議プラットフォーム

ウェブサイト:accessbell.com

創業者:Martin Aguinis(マーティン・アギニス)CEO、Josh Payne(ジョシュ・ペイン)COO、Kamil Ali(カミル・アリ)CTO

発表内容:企業が顧客やパートナーと社内外でコミュニケーションをとるための優れた方法の1つとして、ビデオが注目されてきている。ZoomやWebExなどの現行のビデオ会議ツールは、個別のビデオには最適だが、それ自身のエコシステムを持っていて、多くのエンタープライズワークフローには統合されていない。つまり、AgoraやTwilioのような統合を行うAPIツールを使うためには、カスタマイズやメンテナンスのために開発チームの手作業を必要とする。AccessBellは、Zoomの拡張性と信頼性、およびTwilioのカスタマイズ性と統合性を、ローコード統合とノーコードコード拡張で可能にするプラットフォームだ。

チームが追いかけているのは大きな市場で、2027年までには86億ドル(約9064億円)に成長する(Grand Viewer Research記事)と予想されている。AccessBellをテストしたいユーザーための現在のコストは、1ホストあたり月額27ドル(約2850円)だ。


2.FarmRaise(ファームレイズ)
農民たちに対して、持続可能な農場を作り生活を改善するための経済的機会を解放する

ウェブサイト:farmraise.com

創業者:Jayce Hafner(ジェイス・ハフナー)CEOSami Tellatin(サミテ・ラティン)COOAlbert Abedi(アルバート・アベディ)プロダクト

発表内容:米国の農場の半数以上は、農場を改善して利益を上げる方法を発見するために必要な、ツールや処理能力を持っていない。このスタートアップのAPIは農家の銀行口座にリンクし、アルゴリズムで財務を評価して、農場の財務健全性をスコアリングした「農場報告」を提供する。次に、定期的に農場のデータをモニタリングして、顧客の農場を改善する方法に関するクリーンな財務ならびに推奨事項を継続的に提供し、同時にスコアを改善するために農家と資本を結び付ける(例えばある農場が特定の持続可能性の実践に投資している情報を共有するかもしれない)。

いずれは同社が収集した大局的な洞察を、ヘッジファンドや州政府もしくは食料安全保障や気候変動に関する今後の問題を、より適切に処理したいその他の組織に販売するというアイデアもある。


3.Sequel(シークエル)
生活必需品をリエンジニアリングする─手始めはタンポンから。

ウェブサイト:thesequelisbetter.com

創業者:Greta Meyer(グレタ・マイヤー)CEOAmanda Calabrese(アマンダ・カラブレーゼ)COO

発表内容:スタンフォード大学の学生アスリートによって設立されたSequelは、世の女性の10人のうち7人が、1931年に(男性によって)最初にデザインされたタンポンを信用していないと主張している。Lola(ローラ)のような新しいブランドはキャッチーなブランドを持っているが、主な違いは素材であり、製品のデザインやパフォーマンスではない。その代わりにSequelは流体力学、特に流速を遅くすることに重点を置いているため、タンポンがいっぱいになる前に漏れることはない。このことは会議室にいるか、スタジアムにいるかにかかわらず、顧客の信頼を徐々に勝ち取ることになるだろう。

同社によれば、すでに特許を申請して製造パートナーを確保しており、2021年には自社のウェブサイトや他の店舗から、直接購入できるようになることを見込んでいるという。


4.Interface Bio(インターフェース・バイオ)
スタンフォード大学での長年の研究に基づく微生物、代謝物、治療反応を特徴づけるハイスループットパイプラインを使って、マイクロバイオーム(細菌叢)による治療の可能性を解き放つ

創業者:Will Van Treuren(ウィル・ヴァン・トレウレン)Hannah Wastyk(ハンナ・ワスティク)

発表内容:マイクロバイオーム(細菌叢)は心臓病、腎臓病、肝臓病、癌などの、さまざまな人間の病気で主要な役割を果たしている。実際、PhDを持つInterfaceの2人の創業者は、マイクロバイオームの影響を受けた病気が、米国の死因トップ10のうち4つに関与していると述べている。では、マイクロバイオームを利用することで、治療法を特定する機会をどのようにうまく捉えるのだろうか。彼らは、代謝物とその免疫表現型を特徴づけるための高速パイプラインを使ってそれを行うと説明している。マイクロバイオームによって媒介される、化学の世界最大のデータベースを開発することによって、そのパイプラインを構築するのだ。その後、スタートアップは新しい治療法につながる可能性のある潜在的な代謝物をスクリーニングしていく(この発表の最中にコーヒーをこぼしたので、一部の詳細を見逃したが、おそらくスタートアップの創業者とサイトからもっと学ぶことができるだろう)。


5.Gryps(グリップス)
Grypsは、サイロ化した建設情報に取り組み、建物や施設のオーナーが文書を中心とした情報に、リッチかつ永続的なアクセスをできるようにする、共通の情報レイヤーを作成している

ウェブサイト:gryps.io

創業者:ダリーン・サラマアミール・タスビヒ

発表内容:建設業界の広大さと複雑さにより、建設プロセスのさまざまな側面に対応するあらゆる種類のソフトウェアとサービスが生まれてきた。その結果データとドキュメントが多くのサイロ化されたツールに分散することになった。Grypsは、すべての建設向けツールが置き去りにしているところを取り上げるのだという。建設作業の最後にプロジェクトの成果物を取り込み、施設のオーナーが将来のプロジェクトを運用、改修、または構築するために必要なすべての情報を、さまざまな建設ツールから取り込み、埋め込まれた情報をマイニングするプラットフォームを通して提供する。そしてオーナー中心のワークフローを通じてアクセスを提供する。


6.Expedock(エクスペドック)
サプライチェーンビジネスの自動化インフラ。まずはAIを活用した貨物取扱ソリューションから。

ウェブサイト:expedock.com

創業者:King Alandy Dy(キング・アランディ・ダイ)CEOJeff Tan(ジェフ・タン)COORui Aguiar(ルイ・アギアル)CTO

発表内容:貨物取扱人は発送人と受取人両者の地域事務所で、輸送貨物に関わるすべての財務、承認、事務処理などを処理するが、こうした地域事務所とのやりとりは記入用紙、文書、そして電子メールなどの非構造化データを介して行われることが多く、その結果運用コストの最大60%が使われる可能性がある。Expedockは、非構造化データの処理と入力をデジタル化して自動化し、さまざまなローカルパートナーや政府システムに渡せるようにすることで、貨物取扱業界を変革しようとしている。これには「人間を取り込んだ」(human in the loop)AIソフトウェアサービスも含まれる。


7.Illume(イリューム)
感謝を共有する新しい方法

ウェブサイト:illumenotes.com

創業者:Sohale Sizar(ソハレ・サザー)CEOPhil Armor(フィル・アーマー)エンジニアリングMaxine Stern(マクシン・スターン)デザイン

発表内容:人に感謝を伝えるプロセスには困難が多い。紙のカードを購入し、署名し、渡す必要がある。Facebook(フェイスブック)での挨拶では限界がある。Illumeを使用すれば、チームや個人がアプリをダウンロードしたり、Slackに集まったりして、カスタマイズ可能でプライベートな共有可能メモを作成できる。この生まれたてのスタートアップによれば、1枚のカードには通常10人の寄稿者がいるという。企業に対しての請求額は、1ユーザーあたり月額3ドル(約316円)であり、特に営業チームがそれを活用できる。


8.Quansa(クワンザ)
Quansaは、雇用主ベースの経済的ケアを通じてラテンアメリカ労働者の経済生活を改善する

ウェブサイト:quansa.io

創業者:Gonzalo Blanco(ゴンザロ・ブランコ),Mafalda Barros(マファルダ・バロス)

発表内容:ラテンアメリカ全体で、従業員全体の40%が、経済的な問題のために過去12カ月の間に仕事を失った。Quansaは、雇用主たちが同社のソフトウェアを使用して、従業員の給与データを銀行、フィンテック、その他の金融機関にリンクし、従業員が経済的に健全な軌道に乗る支援ができるようにしたいと考えている。

同社は数に強みがあるという。例えば雇用主を通じて、より多くの顧客を貸付機関に集めることによって、従業員は最終的にはより有利な自動車ローンにアクセスできるようになるはずだ。


9.SpotlightAI(スポットライトAI)
Spotlightは、NLP(自然言語処理)技術を使用して、PIIやその他の機密性の高いビジネスデータへのアクセスを識別、匿名化および管理することにより、機密性の高い顧客情報を負債から資産に変える

ウェブサイト:hellospotlight.com

創業者:Austin Osborne(オースティン・オズボーン)CEO

発表内容:GDPRやCCPAなどのデータプライバシー法によって、罰金、訴訟、否定的なメディア報道のリスクがあるために、企業がもはや顧客データを使用してビジネスを運営することができない時代が生まれている。Spotlightのソフトウェアは、APIを介して既存のデータストレージエンジンにプラグインされて、企業のネットワーク内のミドルウェアとして動作する。同社によれば、高度なNLPおよびOCR(光学文字認識)技術を使用して、非構造化データ内にある機密情報を検出し、複数のタイプの匿名化を実行して、深いアクセス制御レイヤーを提供できるという。


10.Bennu(ベンヌ)
Bennuはマネジメントコミュニケーションのループを完結させる

ウェブサイト:bennu.io

創業者:Brenda Jin(ブレンダ・ジン)CEO

発表内容:今どきの仕事のコミュニケーションはフォーム、電子メール、Slack、文書を介して行われている。タイムラインというものは不自然なものだ。Bennuは、統合と機能と従業員が数時間ではなく数秒で実質的なマネジメント対話のための準備をすることに役立つスマートトピックの提案を利用することで、コミュニケーションループの問題を解決しようとしている。


11.Playbook(プレイブック)
Playbookは、チームや顧客などと行うプロセスを、作成、実行、追跡できるシンプルなシステムを使用して、繰り返し可能なワークフローにおける人びとの調整を自動化する。

ウェブサイト:startplaybook.com

創業者:Alkarim Lalani(アルカリム・ララニ)CEOBlaise Bradley(ブレイズ・ブラッドリー)CTO

発表内容:例えば毎週20人の時間給労働者からタイムカードを収集する場合でも、30人のカスタマーオンボーディング管理する場合でも、通常は電子メールを介して人びと全体を相手にした反復ワークフローを調整し、スプレッドシートを使ってその内容を追跡する。Playbookによれば、同社のシステムは変数や条件付きロジックなどのプログラミングコンセプトを採用することで、顧客が任意のワークフローをモデル化し、人びとの間での大規模なワークフローを調整できるようにする。そしてすべてをインターフェイス付きでパッケージ化することで、誰でも数分でワークフローを構築できるようにする。


12.June Motherhood(ジューン・マザーフッド)
人生の最も重要な移行期に対するコミュニティベースのケア

ウェブサイト:junemotherhood.com

創業者:Tina Beilinson(ティナ・ベイリンソン)CEOJulia Cole(ジュリア・コール)COOSophia Richter(ソフィア・リヒター)CPO

発表内容:Juneはコミュニティを中心として、母体の健康に焦点を当てるデジタルヘルス企業だ。糖尿病管理のためのLivongo(リヴォンゴ)のように、Juneは共有アポイントメント、ピアツーピアサポート、認知行動療法に関する最新の研究を組み合わせて、毎週のプログラムを通じて、結果を改善し、コストを削減する。


13.Wagr(ワグ)
友好的な賭けで誰にでも挑戦できる

ウェブサイト:wagr.us

創業者: Mario Malavé(マリオ・マラヴェ)CEOEliana Eskinazi(エリアナ・エスキナージ)CPO

発表内容:Wagrはスポーツファンの仲間内で、公正かつ簡単な方法で賭けを行うことを可能にする。賭けを設定するのも3つのステップが必要なだけだ。すなわちチームを選び、金額を設定して、送るだけ。Wagrは正しいオッズを設定し、賭金を処理する。

ユーザーは友達に挑戦したり、グループを開始したり、リーダーボードを眺めたり、他の人が何に賭けているかを確認したりすることができる。このため、たとえ一緒にいなくても、つながりを感じることができる。プラットフォームを使用して賭けの対象を探すときに手数料が発生するが、友人との間の賭けは無料だ。計画ではまずテネシー州から運用を始め、そこから外部に拡大していく予定だ。


14.Federato(フェデラート)
リスク新時代のための情報サービス

ウェブサイト:federato.ai

創業者:Will Ross(ウィルロス)CEOWilliam Steenbergen(ウィリアム・ステンベルゲン)CTO

発表内容:自然災害の量と深刻さが増し続けているため、保険会社はリスク管理に苦労している。再保険はもはや信頼できるバックネットではなく、最大規模の保険会社の一部は、再保険を差し引いても6億ドル(約632億8000万円)以上の四半期損失を被っている。

Federatoはポートフォリオ全体の動的最適化を使用して、保険業者ををより良いポートフォリオバランスに導く、保険業者ワークフローを構築している。このソフトウェアは、アクチュアリーとポートフォリオアナリストによる高レベルのリスク分析を、最前線の保険業者の手に与えることで、任意の時点における「次に取るべき最善のアクション」を知るのに役立てることができる。


15.rePurpose Global(リパーパス・グローバル)
どのような規模の消費者ブランドでもプラスチック中立になることを支援する、プラスチッククレジットプラットフォーム

ウェブサイト:business.repurpose.global

創業者:Svanika Balasubramanian(スベニカ・バラサブラマニアン)CEOAditya Siroya(アディティア・シロヤ)CIOPeter Wang Hjemdahl(ピーター・ワン・ヘムダール)CMO

発表内容:世界中の消費者が、数分ごとに380万ポンド(約1700トン)が環境に漏れ出ているプラスチック廃棄物を排除するための行動をとることを、企業に要求している。しかし、たとえ各ブランドが努力してもその代替品はしばしば高価すぎるか、環境にとってより悪いものだ。

このスタートアップを通して、各ブランドは一定量のプラスチックの除去を約束することができる、その後スタートアップと提携する各地の廃棄物管理パートナーによって実際の除去が行われ、元のブランドの名の下にリサイクルが行われる(除去プロセスが特定の基準に準拠していることはrePurposeが確認する)。スタートアップは、このプラスチッククレジット市場を運営することで、健全な余裕を維持できると述べているが、その究極のビジョンは、社会的、経済的、環境的影響を生み出す企業のためのワンストップショップになることだ。


16.Ladder(ラダー)
次世代のためのプロフェッショナルコミュニティプラットフォーム

ウェブサイト:ladder.io

創業者:Akshaya Dinesh(アクシャヤ・ディネッシュ)CEOAndrew Tan(アンドリュー・タン)

発表内容:LinkedInは最悪だ、誰もがそれを嫌っている。ラダー(今後、商標権侵害による争いが勃発する可能性がある)は、ネットワークではなくコミュニティを中心にプラットフォームを構築している。ここでのアイデアは、ユーザーが興味を持つ個別の業界とロールに対して、同じ関心をもつ個人同士のコミュニティに参加するということだ。参加することで、ユーザーは業界の専門家とのAMA(Ask Me Anything、「〇〇だけど質問ある?」のようなもの)に参加し、さまざまな機会を共有し、1対1で会話することができる。

長期的な観点における「moat」(「堀」、競争から守ってくれるもの)は 、ユーザーから収集したデータだ。同社はそれがLinkedInよりも1ユーザーあたりの収益を与えてくれると考えている(ちなみに、Ladderがすでに条件規定書にサインしたスタートアップだ)。


17.Exporta(エクスポータ)
Exportaは、ラテンアメリカのサプライヤーと北米のバイヤーをつなぐB2B卸売市場を構築している

ウェブサイト:exporta.io

創業者:Pierre Thys(ピエール・タイズ)CEORobert Monaco(ロバート・モナコ)社長

発表内容:現在米国は、毎年中国よりもラテンアメリカからたくさんのものを輸入しているが、ラテンアメリカから調達は断片化されており、手作業のままだ。Exportaは、現地での関係を構築し、ラテンアメリカのサプライヤーたちを、より速い納期とより透明性の高い製造関係を求めている米国のバイヤーとマッチングさせるプラットフォームへと導く。


18.Via(ビア)
Viaは、新しい国の中にまるで本社にいるように簡単にチームを編成する手助けをする

ウェブサイト:via.work

創業者:Maite Diez-Canedo(マイテ・ディエス=カネド)Itziar Diez-Canedo(イチア・ディエス=カネド)

発表内容:新しい国でチームを編成することは非常に複雑だ。企業には現地の事業体、契約、給与、福利厚生、会計、税金、コンプライアンスなどが必要となる。Viaを使用することで企業は、現地の事業体を活用して、チームを合法的に雇用し、新しい国で自社のチームを迅速かつ合法的に構築できる。そしてローカル契約、給与、福利厚生を1つのプラットフォームに統合できる Viaは、地元の採用エコシステムに入り込み、顧客のためにすべての面倒な作業を行い、従来の代替手段よりも少ない費用で48時間以内にチームを立ち上げることを約束する。同社によれば、カナダとメキシコでは、すでに事業が開始されており、従業員1人あたり月額600ドル(約6万3000円)が請求されているということだ。

カテゴリー:VC / エンジェル
タグ:Pear

画像クレジット:Franck Bichon / Getty Images
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(翻訳:sako)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。